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                |  |  | 暗転した超満員の会場に、「津軽じょんがら節」が鳴り響きました。 幼い頃から天才少女として、テレビや舞台で活躍したミーサこと、土生みさおの演奏で幕が開いた大和魂。
 津軽海峡を吹き荒れる吹雪の如く、激しく、厳しく、そして力強い三味線の調べが、会場の空気を変えて行きます。
 
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                  | 続いて、大和魂には無くてはならない存在、関根まこと&江上瑠羽が登場。「名門」東京打撃団第1期生の関根の太鼓は、邦楽の世界は勿論、EXILEを始めメジャーのトップ・シーンでも活躍をしている売れっ子太鼓奏者。
 そんな彼らをしてライフワークと言わしめるHeavenese。パワフルな太鼓の響きに、会場は一気にヒートアップ。拍手、かけ声、手拍子の中、関根まことの「木遣り歌」から祭りの始まりです。「木遣り歌」とは、山車(だし)が運ばれるとき大勢で歌われるもので、民謡の時代の労働歌です。
 関根の歌と、ラッセラーのかけ声に呼び出され、メンバーがステージに集結。 いよいよHeavenese on stage!
 
 |  |  |   #1 All Of Me
 #2 上を向いて歩こう
 #3 ハレルヤ
 #4 It's so easy
 アッパー・チューンで始まったスタート4曲は、天国民ライヴの定番曲。しかし、おなじみの曲ではあっても、そこは大和魂。要所要所に太鼓と、三味線のアレンジが絶妙のタイミングで入ります。
 
 
   「All of me」で、その巨体を振るわせラップを炸裂させてくれたのは、
 LAから毎回駆けつけてくれる黒人ラッパー、エリック・アキース。
 大和魂には欠かせない存在です。
 
 また、レゲェ調の「It's so easy」には、三味線の「お囃子アレンジ」が絶妙にハマり、まさしく場内はお祭り騒ぎ。
 我々日本人は、こんなにもお祭りが好きなんだ、と実感させられたライヴ序盤でした。
 
 
 一転して、聴かせる曲が続きます。「生まれる前にいた場所…」つまり、母の胎を思わせるような、ゆったりとした安心感の中で舞台は進行。
 #5 生まれる前にいた場所へ
 #6 Who is like the Lord
 
  
                
                  | そこで、大和魂のテーマの中心でもある、我々(日本人)のルーツ。我々は何処から来たのか?この心の底にある永遠を思う気持ちは、どこから来たのか?
 幻想的な照明の中から問いかける2曲で、いよいよステージは本題に突入します。
 
 日本人のルーツの鍵を握る、歴史上のフィクサー「秦氏」についてVo.マレが語りました。
 聖書研究家でもある彼は、学説としての「日ユ同祖論」を、音楽でも表現出来る唯一の人物です。
 太古の昔、「日出ずる国」を目指し旅をした秦氏の心情を、1500年の歳月を経た現代に歌い上げるマレ。
 会場前列に、感動し涙する女性がいたそうです。
 我々が忘れてしまっていた「何か」を、大和魂は確実に呼び起こしているのですね。
 #7 シルクロード  満月の光りが輝くステージ
 ちょうどこの夜は本当に満月で、会場を出ると同じ月が浮かんでいました
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 |   #8 恵みの唄
 
 天国民の隠れた名曲(あまり演奏されないので)として有名な「恵みの唄」。
 大太鼓の荘厳な響きが、かつてない壮大なスケールで、この曲に新しい魂を吹き込んでくれました。
 ちなみにこの曲は、アメリカ版でレコーディング済みであとは発表を待つばかり!
 #9 大切な人よ天国民の一番新しい曲で、スマッシュヒットも放った「大切な人よ」も、三味線の琉球アレンジで夏仕様に変身。
 
 #10 Lift
 EC.#11 Tell Everybody
 誰もが感じた「あっという間」にやってきたラストナンバーとアンコールは、前日付けでAmazonゴスペル部門1位、デイリーランキング1位、R&B部門2位に輝いた、天国民のニューシングル。
 そしてHEAVENESE名義では、デビューシングルの「LIFT」と「Tell Everybody」
                。
 
  
 前代未聞の「和ゴスペル」の全貌が、披露された瞬間です。
 とにかく、スケールの大き過ぎるこのプロジェクト「大和魂」。
 あまりにも短く感じたこのライヴも、実はこの時点で2時間を越えようとしていたのです。
 
                
                  | 前回よりも100人増の大盛況!ご来場いただいた皆様には心から満員の御礼を申し上げます。  |  
 
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